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| ジャンル: | 本
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| 参考価格: | ￥ 1,890 (税込)
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鋭い考察
日本と韓国の世界的な企業戦略を、主に自動車とデジタル家電の分野から論じている。
トヨタ、日産、ホンダに対する現代。松下、ソニーといった企業に対するサムソン。
いずれも、一昔前は「安かろう、悪かろう」だった韓国商品が、今では世界戦略を語る上では強力なライバルにのし上がってきている。
特にこれからのBRICS各国の市場では日韓の主要プレーヤーが凌ぎを削ることは間違いない。
これまでの時代背景から国際マーケティング戦略を読み解く上で本著は有効である。
簡単な、最近の日韓企業に対する分析
韓国のモメンタムが最近、日本へも伝わってきている。
日本勢は、自動車産業では圧倒的であるが、新興市場を中心として、韓国勢の勢いは止まらない。
電子産業では、もはや電子材料以外は、日本勢は劣勢である。
巨大化した韓国企業の動向を注視せずに、グローバル経済を語ることはできない。
それに、台湾企業が続き、中国企業も後に続きそうである。
国際経済をセクター別に見るときに、この本は役立つ。
すなわち、自動車産業、電子・電気産業の日韓企業の分析は分かりやすく、それが市場に与える影響というものをマーケティング論の視点から非常に簡単に説明している。
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