携帯電話に1万円も2万円も使っているあなた、ご家庭の方にお薦め！
情報通信技術は21世紀の社会を支える基盤であり、電気・水道等と同様に、安価で良質なｻｰﾋﾞｽが求められるのは当然である。「月額3,000円使い放題の携帯電話ｻｰﾋﾞｽ」を提供するﾍﾞﾝﾁｬｰ企業「３Ｄﾃﾚｺﾑ」のﾋﾞｼﾞﾈｽが本書のﾃｰﾏである。３Ｄﾌｫﾝは従来のｲﾝﾀｰﾈｯﾄ電話のように公衆回線を使わず、企業等が保有する専用線の空部分を使う。従来のｲﾝﾀｰﾈｯﾄ電話はｱｸｾｽﾎﾟｲﾝﾄまでの市内通話料とﾌﾟﾛﾊﾞｲﾀﾞｰ料金がかかったが、３Ｄﾌｫﾝは直接専用線にｱｸｾｽし低価格を実現。 加入契約・機器販売はｺﾝﾋﾞﾆ等で対応。専用線所有者・提供者・携帯機器ﾒｰｶｰともメリットをうけられる。 既存の通信会社は今抱えている設備や人員を考えるとＩＰ化への取組ちには慎重にならざるをえないが、３Ｄﾌｫﾝの外越社長は「ちょうどこの1年で無理矢理捨てさせられますよ。捨てないと負けだという時代になりますから」、と言う。これがまさに実現の方向にあることは読者の皆さんご存知の通りですね。
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